名匠 人形作家形
平安住一水(へいあんいっすい)
平安住一水(へいあんいっすい)

昭和3年京都東山連峰の麓観殿堂にて、甲冑生地師今村善次郎により平安住一水の錺甲冑作りが始まる。代々受け継がれた伝統の技術を生かし、さらに磨きを掛け、幅広い作品の制作を手掛ける。
新しい作品の制作にも積極的に取り組むなど、常に技能の向上に努め、より洗練された伝統美の表現を目指している。

昭和43年8月 第三代平安一水 今村勝男の長男として出生
平成 7年6月 第三代平安一水に師事、甲冑製作の技術習得に努める
平成19年7月 技術継承者として、錺甲冑師第四代平安一水となる
平成22年2月 経済産業大臣伝統工芸士の資格を得る 

加藤鞆美(かとうともみ)
加藤鞆美(かとうともみ)

初代加藤一冑の次男として昭和9年に東京都に生まれる。12歳より父の傍らで甲冑制作の修行を積み、父が全国行脚して集めた資料の上に再度裏付けを取る研究を重ね、それらを糧に構想を練り、現代の素材、技術、技法を取り入れ、甲冑の実証的時代考証を徹底して行い、その縮尺構造に力を注いできた。残存する甲冑の姿を忠実に制作する精密な再現制作では、右に出る者はないといわれている。

・東京都知事指定伝統工芸士
・日本甲冑武具研究保存会会員
・日本伝統工芸士甲冑士1号

平安道斎(へいあんどうさい)
平安道斎(へいあんどうさい)

昭和14年東京生まれ。素材ひとつひとつに吟味を重ね、独白の作風を確立。実物の甲冑と同じように和紙や革を用いた技法で作り上げる江戸甲冑と金具を組み合わせ純金箔押を施す豪華な京甲冑の技法を取り入れる。その作風は現在第一線で活躍する若手の甲冑士らに多大な影響を与えている。

・東京都指定伝統工芸士
・東京都優秀技能者

鈴甲子雄山(すずきねゆうざん)
鈴甲子雄山(すずきねゆうざん)

昭和41年生まれ。甲冑士の父(平安道斎)から幼少より手解きを受ける。業界屈指の技巧派として不動の地位を確保し現在に至る。国宝、重要文化財など全国に所蔵される甲冑を研究し、忠実に模写する技術レベルは極めて高くその作品の数々は重厚かつ繊細。

・経済産業大臣指定伝統工芸士
・日本人形協会認定節句人形工芸士